リスクを社会化

朝日新聞』2005年11月29日夕刊

山口二郎(「民主党はいま,何をすべきか」『世界』2005年12月号)は,リスクの拡散を助長する「ゆがんだ平等主義」に対抗し,地方分権を媒介として行政の非効率を解消し,公共部門によるリスクの社会化を図るべきだとする。

公共部門がリスクを社会化する。
市場では解決できない私たちの不安(感)を国や自治体ができるだけ少なくしていく。
第3の力 NPO,地域で社会化する。
このような枠組み(新しい公共)を形作るのが自治体の役割。