子どもの貧困

朝日新聞
「読書」2008年5月25日

子どもの貧困は,富の格差が子世代へと再生産され,人生のスタートラインにおいて機会がけっして平等に開かれているわけではないことを端的に示す。
貧困児童の排除政策
実効的な機会の平等

松原隆一郎「論壇時評」2008年5月28日

日本の子どもの貧困率(中位可処分所得の50%未満)は14.3%
ひとり親世帯の子どもの貧困率は57.3%
堺市生活保護世帯を対象とする調査では,保護を受ける世帯の7割が「低学歴」,しかも保護の世帯継承が4割に達する。
教育への公的支出はギリシャに次ぐ世界最低水準であり,私費負担が大きく,親の所得格差が教育に反映される仕組みになっている。
貧困と好況の共存,すなわち市場の「分断」が生じているのである。