衆参ねじれは否定的な現象ではない。自民党が総選挙で多数派になっても衆参ねじれである。
衆参ねじれを前提として,新たな政治文化を構築していくべきである。
新・政治元年だ。
それぞれの法案や政策ごとに多数派を形成していく努力を行えばよいだけである。
安易な連立は政治不信を増長する。
政治には手間暇がかかり,それは民主主義のコストであるとの認識が芽生えれば,政治への意識を変化させることができる。
衆参ねじれをもたらした投票結果と,それがもたらした政治状況が,一歩一歩,話し合いにより政策課題を解決していくことで,投票と政治とのつながりを実感することができると思う。