前原誠司国土交通大臣

朝日新聞 GLOBE』20010年4月5日
梶原みずほ「前原誠司は「首相の器」なのか」

官僚のサボタージュ
愛読書は司馬遼太郎の『竜馬がゆく
中学2年のときに父親が自殺。
28歳で京都府議会議員,1993年 日本新党から衆議院議員初当選。
2005年に43歳で党代表。
1993年初当選組 野田聖子安倍晋三
熟慮するより「直感」で決めていく政治家
政務秘書官自由民主党政権時代の事務秘書官
先にアドバルーンをぶち上げて注目を集め,議論を活性化させるというやり方
政府内で十分に検討されていない段階で,世の中に発信することを,「政治主導」とみるのか「発言が軽すぎる」とみるのか。
小沢一郎と疎遠であることが今の前原の存在を高める。一方で透明化するという改革が実現できないのは小沢とのパイプがないため。
「リスクある言動は,危なっかしいけれど彼の魅力。」
有能なブレーンや調整役

前原さんの行動について理解を深めることができるよい評論であった。