枝野幸男さん

枝野さんが事業仕分けで脚光を浴びているのは嬉しい。
しかしながら,事業仕分けに対する山井厚生労働大臣政務官の批判は正当であると思う。

やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ  第1314号(2009/11/14)
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まず、費用対効果を突き詰める余り、費用対効果が明らかになりにくい、福祉、貧困者対策などが、カットされがちです。政治には、費用対効果だけでは割り切れない分野もあります。
また、今回の 国の事業仕分けには、財務省の官僚が同席し、議論の冒頭で、予算の問題点を指摘します。今回の事業仕分けの項目も 多くは財務省が選びました。事業仕分けが、財務省の予算カットの下請け作業になってはなりません。政治主導のはずの事業仕分けが、財務省主導であってはなりません。
さらに、事業仕分けでは、評価者と言われる方々が、説明する官僚に対して、厳しく追及します。官僚には十分に反論する時間は 与えられません。しかし、筋論を言えば、本来は、評価者は、三役である大臣、副大臣政務官を厳しく追及すべきです。今回のように 一方的に批判を受ける事業仕分けでは、さすがに官僚の方々に 申し訳ない気がします。
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