さいたま市の悲惨な現状

ec319132006-03-28

  • 公共事業

「よび込み型大型開発」美園ウイングシティ 総事業費(区画整理事業だけで)1300億円 補助金 350億円。


地下鉄7号線東武野田線岩槻駅まで延伸 780億円。


さいたまタワー」500~600億円。さいたま市はタワー建設の第2候補にすぎないのに,すでに1億円支出。タワー建設のためのJR東日本との土地交換 14億5000万円(不急の土地交換!)。


900億円近くの土木費のうち都市計画や開発にかかわる経費が57%,教育費を上回っている。

  • 談合

政令市「談合疑惑度」トップ 
落札率97.7% 
落札率(談合の疑惑度が高い)95%以上 90.4%
宮城県との落札率(78.6%)の差 19.1ポイント さいたま市の節約可能額 36億円。
対策
一般競争入札を徹底する。(「誰もが入札に参加でき」,「誰が入札に参加しているか分からない」)


上下水道事業 包括外部監査で不明朗な関係が指摘される


収集運搬業務委託 31億円一社随意契約

取得後5年以上経過している土地。件数で全体の65%,面積で84%
金額 取得価格に金利を含めた簿価総額 263億円 全体の74.5%

  • 保育園

待機児童 588人,615人が定員を超えて入所

入所待機者 2492人 「保険あって介護なし」の状態である。

  • 市議会議員

給料 議長 103万(92.7万) 副議長92万(85.5万) 議員85万(80.75万)
( )は減額期間中の給料。去年,給料を引き上げたが市民の反発で引き上げた給料を減額中
(加算措置つき)期末手当もあり。


費用弁償 5000円。議会に出席するだけで支給される。
杉並区は2006年4月から廃止


政務調査費 1ヶ月 34万円(非課税)第2の給料とも言われる
5万円未満の支出は領収書の添付を必要としない


議員の海外視察
14人で640万円。


特権に安住した市議会議員が,政令指定市トップクラスの財政力を活かせずに,公共事業に偏った税金の使い方を放置し,私たちの生活をないがしろにしている。
その上,談合によって私たちの税金が浪費されているのだ。