3月 箱根旅行

1日目 17日
大宮 東京 小田原 バス プリンス箱根 
晴れ
大宮駅10時30分発の湘南新宿ライン小田原行き、横浜まで座れず。1時間42分で小田原に着く。怜は元気。着く10分くらい前まで寝ない。
小田原で食事。明美さんが事前に調べていたお寿司の「とろせい」は臨時休業。仕方なく、駅前の、夜は居酒屋のお寿司屋さんで食事。
14時 小田原駅からホテルの送迎バスで芦ノ湖へ。バスは立派。きちんとしている。運転手さんもホテルマンという感じで英語も話せる。丁寧な運転で好感が持てる。バスが苦手な私でも車酔いしない。
今日は「プリンス箱根」応対する方がみんなしっかりしている。「さすがプリンス。」という印象である。
部屋は別館の4階。広くてきれい。

食事まで時間があったので、ホテル敷地内の芦ノ湖の湖畔を散策する。誰もいない。私たちだけで芦ノ湖を独占している感じ。気持ちがいい。雲ひとつない晴天で、真正面には富士山。家族で至福のときを過ごす。


その後、私は温泉に。温泉はきれいだけれどフツーの温泉。露天もある。富士山は見えない。
17時30分 食事 「さくら」で洋食と中華のバイキング。デザートがたくさんあり、私は大満足。
明美さんは味覚によって好悪の判断が分かれるのではとの感想。
怜と部屋のお風呂に入る。ここも広くてきれい。タオルをはじめとした備品がたくさんある。
怜を寝かしつけた後、また温泉に。

2日目 18日
芦ノ湖遊覧船 ロープウェイ、ケーブルカー、箱根登山鉄道
朝、温泉に。
朝食 「さくら」パンがおいしい。
食事の後、再び湖畔を散策。芦ノ湖を満喫する。自然が気持ちいい。つくづく来てよかったと感じる。
チェックアウト。
歩いて、隣の箱根園水族館に。なぜか、怜は、入るのを嫌がる。10分位してようやく水族館に入る。ずっと指で耳をふさいでいる。不安だとこうするみたい。
アザラシを見てようやく気分が晴れたようでいつもの怜になる。ここのアザラシの展示は素敵。アザラシが良く観察できる。アザラシがよく近づいてくる。こんな風にして泳ぐのかと感嘆する。
遊覧船で元箱根へ。船の最上階に上り景色を堪能。ほとんど私たちだけしかいない。

玉村豊男さんのアクアパッツアテラスで食事。前菜のマグロのサラダがおいしい。ピザとパスタもおいしかった。並ばずに食事できて幸運だった。もう一度食べたい味である。
海賊船で桃元台へ。すごい風。芦ノ湖がきれいだった。湖から見えるプリンス箱根も素敵だった。景観に配慮した建物になっている。ひっそりとしたたたずまいに好感を持つ。
ロープウェイとケーブルカーで強羅へ、登山電車で宮ノ下へ。
ケーブルカーでいっしょになったプリスクールに行っている男の子の話が面白かった。英語の発音が良すぎて聞き取れない。
怜は途中で寝てしまい楽しみにしていた登山電車の記憶はなかったようだ。結局、登山電車よりも遊覧船のほうが記憶に残ったみたい。
15時 四季の湯座敷 武蔵野別館 座忘 
宮ノ下に着くとすでに旅館の車が迎えに来ていた。でも、乱暴な運転。昨日のプリンスとは明らかに違う。いやな予感。従業員の質で、旅館の質も判断できるのではと思う。
やはり、着いてがっかり。古い旅館をリニューアルしたものにすぎなかった。また、選択の失敗。去年の箱根湯本のホテルおかだと同じである。ホームページだけで判断したので選択を誤った。小田急ロマンスカーのポスターになった温泉だったのに。すごい後悔。建物の中は畳敷き。部屋は6階。きれいではない。個室露天風呂付だが風呂は狭い。ほんとうに「ホテルおかだ」にそっくり。

まずは一人で温泉に。大浴場に行こうと思っていたのだが、貸切が空いていたのでそこにする。時間無制限。「夜噺の湯」①(○のなかの数字は温泉に入った回数、○回目、以下同じ)半露天の貸切風呂。まあまあの広さ。そんなにきれいじゃない。
その後、3人で貸切露天風呂の「薫風」②へ。予約制。時間は30分。ロマンスカーのポスターになったところだけれど、狭い。そんなに広くない。それでも、怜は喜ぶ。はしゃいでいる。怜が喜ぶと私たちもうれしい。
18時 食事。部屋で。あわびがおいしい。「昨日より食事は充実している。」と明美さん。
怜の体を洗うために部屋の露天風呂③に入る。
怜が寝たあと、私は一人で温泉に「夜噺の湯」④。
その後、明美さんと一緒に部屋の露天風呂に入る⑤。二人でもどうにか入れる。

3日目 19日
箱根登山鉄道 小田原 大宮
6時すぎに起床。まだ、明美さんと怜は寝ていたので、一人で温泉に。「薫風」⑥が空いていたので一人で入る。時間無制限。ちょっと贅沢。これだけ温泉に入るとやっとこの宿を堪能できた気分になる。昨日の後悔を忘れさせるだけの価値が出てくる。
温泉から帰ると二人が起きていた。三人で「山の湯」⑦へ。からぶき屋根の山小屋風露天風呂。時間無制限。すぐそこに登山電車の線路が見える。「ここのお風呂はいい。」と明美さんは言う。やはり、怜は喜んでいる。
その後、空いていたので「夜噺の湯」⑧へ。時間無制限。
食事。部屋で。夕食のような豪華な食事。
食後、部屋の露天風呂に ⑨。
もう帰ると思ったら若干名残惜しくなる。
富士屋ホテルの前まで送ってもらって、骨董品屋さんでおみやげの漬物を漬けるつぼを探すが見つからず。明美さんが富士屋ホテルの直営のパン屋さんでカレーパンなどを買う。
一つだけ神社に行く。
登山鉄道で彫刻の森へ。

彫刻の森美術館へ。彫刻の森美術館というよりも、彫刻のある公園といった感じ。

さっき買ったパンを食べる。めちゃめちゃおいしい。カレーパンもチーズのパンも絶品。三つしか買わなかったことを後悔する。
小田原から16時55分発の湘南新宿ライングリーン車で帰ってくる。2階建てのグリーン車は新幹線のよう。人がたくさん乗って来る途中まではゆったりした気分だった。乗り換えなしで大宮までこられるので楽である。

満喫できた2泊3日であった。