通勤電車で読む

内田義彦『社会認識の歩み』(岩波新書,1971年)
寺田光雄先生おすすめの本。

自惚れから生じた空しい企て
「自分が十分な能力を持っているとはっきり自覚することができないのに,自ら勇敢だと考えて歓喜しているような自惚れ者たちは,それらしい素振りは見せるが実行しようとはしない。なぜなら,危険や困難が起こったときには,自分たちの無能が明らかにされる以外なにも期待できないからである。」
ホッブスリヴァイアサン

自分のことのようだと感じる。