志水宏吉『学力を育てる』岩波書店岩波新書),2005年.
地域における学校のあり方を考えさせる著書である。「社会関係資本」という考えが示唆的である。
公教育(公立学校)による、義務教育段階の学力の階層差を解消するための方策。
親の収入に左右されない基礎学力の充実。
地域での学校の位置づけの再定位。
新しい社会関係を構築するための拠点としての学校。