西坂先生

「日本史」の西坂靖先生*1の講義がおもしろいです。
先生はとてもよく準備をしてきておられると思います。
学生の質問にも丁寧に答えられ,簡潔だけれども現在の歴史学を知るには十二分な内容であると思います。
昨日は,「日本における7世紀の意義」をテーマに,天皇という称号の成立,日本という国号の成立,律令制国家の成立の3点について講義が行われました。
「対外的な自立」をひとつも目的として,この3つの措置が講じられました。
対外関係が国内問題の動因になっているのは,現在にも通じる普遍性があると思いました。