政治史

土川信男先生

序論 幕藩体制の政治的特質
徳川時代の政治史は一面では譜代を中心とする幕府官僚と,将軍側近としての側用人との権力闘争の歴史である。
商品流通による動態的な社会が出現
徳川時代の政治史は一面ではこの変化への政策的対応の歴史
経済的には幕藩体制の崩壊は必然であったともいえる。しかし,それが,いつ,どのように実現するかは政治的状況による。それが政治史の課題である。

すばらしい講義であった。1コマで幕藩体制の政治的特質をコンパクトにまとめておられた。また内容が十分納得できるものだった。
先生の大学院のhttp://www.eco.saitama-u.ac.jp/GS/program/mc/N01212.htmlの講義を受講したい。『文明論之概略』を読む演習形式の講義だそうなので