原敬日記

桂園体制の前触れとなる話し合いが行われるところ。
一方で進歩党とも話し合いながら,他方で桂とも話をつけようとしている。
策を弄したわけではなく,一貫した行動が,藩閥非政党勢力を歩み寄りを招いた。見事。
原はよく夜行列車に乗っている。もちろん長時間。
原敬は夜行列車で何を考えたのか。
夜汽車の原敬。そんなエッセイを読んだ気がするが思い出せない。