小泉改革

党と政府の関係を見直して,内閣主導の政治運営を行おうと自民党はさまざまな改革を行っている。
従来は,族議員の温床となってきた自民党の部会や調査会などの非公式な機関で決定されたことが,政府の手足を縛ってきた。そのことを見直して,政府主導を実現するために族議員主導の党運営を刷新しようとしている。

  • 調査会の会長の任期制の導入
  • 調査会や委員会の統廃合
  • 官僚出身者を出身官庁に対応する部会長にはしない
  • 「政策ユニット」副大臣政務官と部会長が協議する場の設置

どちらかといえば,これまで,民主党が提案してきたこと。また,政策の「いいとこ取り」をされている。
でも,社会や政治をよりよく変えたいと考えているのであれば,民主党が行おうと自民党が行おうと私たちの得る利益は等しい。