朝日新聞から

12月10日
持田周三 イラク派遣延長
政治や外交は善悪二元論では割り切れず,「より小さな悪を選ぶ」営みである
「日米同盟は国益」というキーワードを前に思考停止に陥っている


本田優 新防衛大綱
第一の変化 「脅威対向型」へ 「基盤的防衛力」
脅威対抗論は相互不信の副作用を持つ。制御していくには外交の構想・戦略が不可欠だが,今の政府にはそれが欠けている。


第二の変化 抑止力から対抗力へ 「実効的対応」
テロは「非対称の脅威」


第三の変化 PKOから有志連合へ

「対米支援」だけではない,どのような主体的なモデルを示せるか


私のお気に入りの政治漫画家の山田紳さんが「対米従属」ではなく「対米付属」という言葉を使っていたのが印象的でした。



イラクでの死者と私たちはつながっている。」と考えるだけで言葉を失ってしまう。
屍の上に存在している自分を感じる。


12月11日 
清水弟
ラ・ロシュフーコー「太陽も死もじっと見詰めることができない」