そして誰もいなくなった

帰宅すると誰もいない。
これから一人で生きていくと思うと絶望的な気持ちになる。しかし,私が犯した罪に対する罰である。
失ってみると悲しい。
怜の手を握り締めながら寝ていたことが思い出される。
いかに明美さんと怜の個人の尊厳を傷つけていたかを思い知る。
贖罪
いかに自らが犯した罪を償っていくのか。