2009-09-10 高橋源一郎 『朝日新聞』2009年9月4日 国民の中で「戦後」は終わった。 もう国民は「戦後」的な問題に関心を失っている。 自民党だけがいまだに旧言語でしゃべっている。 自民党の人も,それを体感としてはわかっているんだけれど,あまりにもずれが大きすぎて,自分ではどうしようもない。無意識に自殺するしかなくなってしまった。 「家父長的な老人と若い自立した女性の戦い」という構図。 過去と現在の戦い。 違う時空間に存在している