浅野史郎

朝日新聞』2006年11月6日

談合はれっきとした犯罪である。納税者が被害者である。
1000万円以上の工事は一般競争入札にするという原則。誰が入札に参加するか見当が付かない。
本来市場から退場するはずの競争力の弱い業者が温存される。
高く落札した工事でも,品質の悪いものが一定割合ある。問題は落札率の低さではなく,品質管理の問題。

政令指定都市で談合疑惑度トップのさいたま市