2006-09-01 小笠原浩一先生 社会政策集中講義 今日の講義も感激した。 介護保険法の見直しに結実した研究成果。先生の研究が介護保険という制度を通して私たちの生活を左右している。 ベバリッジ報告と1950年の社会保障制度審議会の勧告との関連。戦前のいわゆる開明派厚生官僚の情熱。 当初は,労働政策を補完するものとして社会保障政策があった。しかしそれぞれが自立した。労働省と厚生省。自民党の政務調査会で厚生省に対応する部会が社会部会といったのは,自分たちが社会政策の担い手だとの矜持のあらわれだったのかなと思う。