小熊英二

朝日新聞』2006年5月11日

ナショナリズムの表現形態が変わった。
中間共同体が壊れた大衆社会で人びとが原子化した個人になり,価値観のよりどころを求めてナチスを支持していった形態とは異なる。
現在の社会や価値観の変化に漠然とした不安を覚え,よりどころを求めて会に集っていったのです。
「アンチ左派」
実情も知らず思い込みで作った幻想
日本の保守に思想的な核がない
「左派の主張は非現実的だ。」といった左派批判
各自が勝手に「これが日本らしさ」と思うものをたたえることしかできないでいる。
不安を抱えた人々が群れ集う「ポピュリズム