政権交代

民主党衆議院過半数をとっても,参議院では少数派なので,衆議院で成立した法案も参議院ではそのままでは可決されないであろう。むしろ,参議院での自民党の抵抗が民主党の改革の妨げになる。したがって,衆議院で多数をとっても参議院の少数のために連立や閣外協力が不可欠となる。それが政策上の妥協を余儀なくさせ,民主党が本来考えているような改革政策の実現を不可能とする。89年以来の自民党と同じ状況に追い込まれる。