高橋源一郎の日記を『追憶の一九八九年』以来久しぶりに読みました。
『追憶の一九八九年』を読んで,競馬を見ることの喜びを覚えました。
ナリタブライアンで知った競走馬の美しさ,ファンファーレと歓声。
子育て日記としてもおもしろいです。
「産まれた」というメール届く。安産のようで一安心。2004年7月18日(Sun)
妊娠5カ月目から臨月まで、ほぼ毎日、腹部に滞在中の息子に向かって、宮沢賢治ばかり朗読していたのだ。
真似しようかなと思いました。
傑作だそうです。
ジョルジョ・アガンベン『ホモ・サケル』
片岡義男『影の外に出る』
笙野頼子『金比羅』
藤井貞和『物語理論講義』
橋本治『蝶のゆくえ』
自由な社会の原則。
異なる意見をもつ自由とは、ささいな事柄に限られるものではない。それは自由の影にすぎない。その実質を試す試金石となるのは、現存の秩序の核心に触れるような事柄に対してすら、異なる意見をもつことができるという権利である。