歴史的趨勢

近現代の日本において、「パックス・アメリカーナ」に対する適応が、政治的・軍事的・経済的に国家の自立にとっての課題であった。それは第1次世界戦争後*1のワシントン体制への参画、そして第2次世界戦争後の日米安保条約の締結に現れている。
パックス・アメリカーナ」という歴史的趨勢への対応である。
しかし、現在は状況が変化した。アメリカに追随しの独善を看過するべきときではない。
今こそ日本は「憲法9条」の理念を制度化する行動が求められていると思う。

*1:三谷太一郎さんにならって世界戦争と表記する。