事実

朝日新聞の埼玉版で報道された政治スクールの記事は事実誤認である。
政治スクールに参加したので立候補したのではなく、立候補を予定していた県連の代議士と関係のあ
る人たちが政治スクールに参加したのだ。
どこかに『唯一の事実』といったものが厳然と存在するのではなく、事実は複数存在し個々人(記者
)が捨拾選択しながら事実らしいものを形成していくのだと思った。
それ以来、新聞記事を読む時は「事実の一側面である(にすぎない)」と考えるようになった。今ま
でも素朴に記事を信じていたわけではないがその思いを強くした。