通勤で読む

井上勝生『幕末・維新』(岩波新書,2006年)
江戸幕府に対する通説(俗説)を打ち破る書。説得力がある。
俗説は近代以降に作り上げられたものなんだろうと思う。天皇制然り。
同じシリーズの牧原憲夫『民権と憲法』を先に読んでしまった。この本もわかりやすい。私たちが当たり前だと思っている制度について,その成り立ちをわかりやすく解説している。例えば「万歳」について。