2005-02-06 神里達博 『朝日新聞』1月31日夕刊 様々な疾病群の中に埋没していたこの病(ノロウイルス)は,テクノロジーによって可視化され,新たな記号が付与されることで我々の目の前に立ち現れてきた。疾病がその本姓として「読み解かれるもの」であるとすれば,何をいつ,いかに読むべきか判断できる幅広い智恵が鍵となってくる。 可視化→記号の付与→立ち現れてくる。 という一連の流れは,政治課題や政策のアジェンダ・セッティングと共通性があると思った。