神里達博

朝日新聞』1月31日夕刊

様々な疾病群の中に埋没していたこの病(ノロウイルス)は,テクノロジーによって可視化され,新たな記号が付与されることで我々の目の前に立ち現れてきた。

疾病がその本姓として「読み解かれるもの」であるとすれば,何をいつ,いかに読むべきか判断できる幅広い智恵が鍵となってくる。

可視化→記号の付与→立ち現れてくる。
という一連の流れは,政治課題や政策のアジェンダ・セッティングと共通性があると思った。