黒岩裕先生の「アメリカ研究」

多言語社会アメリカの言語事情の第2回目。
1997年のETV特集のビデオ(鵜飼哲四方田犬彦出演)を教材として講義が行われました。
まずはアメリカのバイリンガル教育について。
バイリンガル教育には,アングロコンフォーミティに立脚するものと,文化多元主義の見地から行われているものの2種類がある。
また,バイリンガル教育には賛否の両意見がある。
その中で英語公用化運動がおきてきた。カリフォルニア州では1986年,Proposition63という住民投票で英語公用語化が州の法律に規定されることになった。半分の州では英語が公用語化されている。
つぎにアフリカ系アメリカ人の英語である「エボニックス」について。
英語の種類には多様性がある。そのことが言語差別として不採用や解雇の理由とされている。