窪田空穂(くぼたうつぼ)

たのしきもはた苦るしきも過ぎぬれば夢にことならず無思惟に生きよ
最終の息するときまで生きむかな生きたしと人は思ふべきなり 
清明の節』(1968年)
煩悩のこの醜さのにくむべきかな、あらずこの美しさをばたたふべきかな 
『窪田空穂歌集』(岩波文庫,2000年)
大岡信折々のうた』で知りました。