八木先生

いま「地域システム設計論」の講義が終わりました。
今日から3回は農村における地域システムについてです。
1961年の農業基本法から1999年の食糧・農業・農村基本法までがとりあげられました。
自立経営農家の育成、「農村地域政策」の出現による総合農政への転換、そして国際化農政における農業の「産業としての自立」です。
また、公共事業の問題性の集約として、「農業構造改善事業」について詳しく分析されていました。
問題を認識するためには、それがいかにビルトインされていたかを検証しなくてはならないとのことでした。
先生は、社会の現実を鋭く分析し、常に「ではどうあるべきか」を考えておられます。「政策マシーン*1」のようです。

*1:石田としたかさん総選挙におけるのキャッチコピー